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佐世保小6女児同級生殺害事件

佐世保小6女児同級生殺害事件とは、2004年6月1日午後、長崎県佐世保市の小学校で、6年生の女子児童が同級生の女児にカッターナイフで切り付けられ、死亡した事件である。小学生の女子児童による殺人事件でかつ学校が舞台であり、世間に大きな衝撃と波紋を広げました。
当時加害女児が熱中していた「バトル・ロワイアル」に似た場面があることもあり、事件への影響も指摘されています。
被害者の死因は首をカッターナイフで切られたことによる多量出血だった。文部科学省ではこの事件を長崎県佐世保市女子児童殺害事件としてこれについての談話を発表しています。被害者女児は当時の毎日新聞佐世保支局長の娘でした。

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事件の背景

家庭環境

加害女児の家庭は父親が病気でしばらく仕事ができなかった時期が長く、母親と祖母がパートに出ていた。父親は累積したストレスを発散するために加害女児に虐待を加えることが度々ありました。加害女児自身、親戚や同級生に対して父親が嫌いであるという発言をしていたそうです。父親は加害女児に対して過干渉であり、加害女児の友達を激しく叱責したりすることもあった。日常生活で上手くいかなかった娘とのコミュニケーションを、トラブルの際過剰なまでに娘の味方をすることで補おうとしたと分析されています。
加害女児は、両親との関係、コミュニケーションが淡白であり、入院した際に、家族が面会に来たが、その時「情緒的な交流が一切なく、世間話をしているだけだった」と関係者は語っていました。
加害女児は事件よりかなり以前から、ホラー小説ボイスとバトルロワイヤル小説のファンだったといいます。事件を起こす4ヶ月前にはバトル・ロワイヤルの小説を同級生に貸し出しており、また大石圭の「呪怨」にも興味を示し、父親に買ってもらいたいという発言をしていた。やがて、それらのホラー小説などの影響は、加害女児の現実における行動にも現れるようになっていったそうです。

被害女児とのトラブル

被害女児とは仲が良く、ウェブサイトや他の子を交えた交換ノートでの付き合いもありました。
加害女児はおとなしい普通の女子生徒であったが、5年生の終わり頃から精神的に不安定になっていったと周囲の人々は語っています。人と話すときに人の目を見なくなり、目を泳がせて落ち着かない素振りを見せることがしばしばあり、また些細なことで逆上し、罵詈雑言を吐いたり、カッターナイフを振り上げるようなこともあったといいます。また同級生に対して他の児童とともに集団いじめを行ったりすることもあった。6年に入ってから暴力的な言行が増えていったという加害女児だが、担当の教師からの評判は、「遅刻も少なく、授業中も率先して手をあげて質問する積極的な生徒」というものでした。この時期の1月にウェブサイトを開き、バトルロワイヤルの同人小説を発表していたそうです。学校で将来志望を小説家か漫画家と書いたことがあるという彼女は続編を予定していて、それは6年生のクラスと同じ人数の38人が殺し合いをするストーリーで、各キャラクターモデルや名が同級生に似ているといい、被害女児と同姓の登場人物も描かれており、物語の中で殺害されているといいます。
5月下旬頃、遊びで被害女児が加害女児をおんぶしたとき、加害女児に「重い」と言い、加害女児は腹を立て「失礼しちゃうわ」と言ったそうです。その後、被害女児は自分のウェブサイトに「言い方がぶりっ子だ」と書きました。そしてそれを見た加害女児は何らかの方法で入手した被害女児のパスワードを使ってその記述を削除しました。しかしその後再び同様の書き込みをされ、加害女児は被害女児に殺意を抱いた。被害女児は自分の掲示板が不正に書き換えられたことについて「荒らしにアッタンダ。マァ大体ダレがやってるかワかるケド」と書き、それを受けて加害女児は被害女児のネット上のアバターを消去しました。
ほかにも、被害女児を含めた同級生達と手書きの合作ノートをつくっていたが、ここでも同時期に他の子とトラブルがあり事件のわずか前に被害女児を通じて退会を求められていたそうです。
この頃、当時11歳だった加害女児は、姉のレンタルカードを使ってR15指定の映画「バトル・ロワイアル」をレンタルショップから借り、何度も視聴していたそうです。事件の1週間前、同級生の男子が怒った加害女児にカッターナイフを振りかざしながら追いかけられた事もありました。
彼女は犯行後、被害者が生き返ってきたら謝りたい、と生き返るかのような発言をしていたそうです。
加害女児は事件後、収容先の自立支援施設でアスペルガー症候群と診断されています。

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